求める条件に合わせて選ぼう!浴室の種類と特徴

様々な種類がある注文住宅のお風呂

注文住宅のお風呂というと、まず一番ベーシックなのが「ユニットバス」です。これはシステムバスとも呼ばれています。ユニットバスというのは風呂の壁や床、そして浴槽などの風呂に必要である「パーツ」をメーカーの工場で作っておきます。それを現場で組み立てて完成させるのです。これは戸建住宅やマンション等でも広く活用されています。ユニットバスのメリットは、すでに工場で大部分が作られており、それを組み立てるだけなので、時間や人件費を削減させることが出来るという事です。ユニットバス以外にも壁や天井のデザインを自由に設計できる「ハーフユニットバス」というのもあります。ハーフユニットの方は、ユニットと比べると自由度が高いのがメリットです。

全ての部分を決められる「在来風呂」

注文住宅はデザインや間取りを自由に決められるのがメリットですが、風呂のデザインも自分ですべて決めたいという人におすすめなのが「在来風呂」です。その特徴としてシャワーや浴槽、風呂の床や壁、他にも窓や天井に加えて風呂の扉に至るまで、全ての部分を自分でデザイン出来るいわば「フルオーダーのバスルーム」なのです。このように自分で選べる自由度が、最も高いのが在来風呂の特徴でありメリットでもあります。ただしその分建築コストが割高になるというデメリットもあります。自分のこだわりを注ぐ分だけ、人件費や材料費が掛かることになるからです。時間をかけたくないのであれば、ユニットバスという手法を選んだほうがよいかもしれません。