トイレの間取りの決め方①場所について
トイレを設置する場所ですが、重要なのはプライバシーにも配慮して出来るだけ居室と切り離すようにしましょう。リビングやキッチン、寝室やそれぞれ家族の部屋の近くにトイレを設置してしまうと、他の人の用を足す音や臭いが気になる場合があります。その為出来るだけこれらから切り離した位置に設置すると良いです。これをミスしてしまうと、せっかくリラックスしているのに音や臭いが気になって、ストレスになってしまいます。これが何年、何十年と続くのは大変です。
まだ1人で住むのであれば問題ありませんが、家族と住むのであれば、せっかく注文住宅で家を作るのですから、部屋だけでなくトイレの間取りについてもみんなの意見を聞きながら最適な場所に設置するようにしましょう。
トイレの間取りの決め方②ドアや便器、手洗い器について
トイレは設置する場所だけでなく、トイレ自体の間取りも重要です。まずドアですが、開き方は引き戸か外開きに設定し、大きさも開口部は最低でも60センチから75センチ程度確保しておくと、体が大きい人でも使いやすいですし、誰かがトイレの中で倒れた場合も搬出しやすいです。 また手洗い器の設置場所も忘れてはいけません。手洗い器は便器のタンク上部に設置されているものと、好きな場所に設置出来るものがあります。タンク上部に設置されているタイプは、スペースを取りませんがトイレの水を流さないと使えないという点があります。一方、好きな場所に設置出来るタイプは、トイレの水を流さなくても使えるという利点がありますが、間取りに余裕がないと邪魔になってしまうという点があります。それぞれ一長一短があるので、よく考えて自分の家に合ったものを設置するようにしましょう。