浴槽の形状ごとの特徴
注文住宅で選べる浴槽には複数の形状があり、その中でもスタンダードなのはストレートタイプです。長方形に近い形をしていて、形状が目立ちにくいです。そのため、浴槽に個性は必要ないという場合に適しています。そして、深さがあり、しっかりと浸かることができるのが魅力です。そのストレートタイプに近いものには、ベンチタイプがあります。底の一部が盛り上がった形となっていて、椅子のように座ったり、足を乗せたりすることが可能です。ストレートタイプよりも体積が少ないため、節水効果もあります。
個性的なものとしては、ラウンドタイプが挙げられます。長方形よりも丸に近い形で、縁がカーブしているため、浸かる際に背中にフィットしやすいです。その他には、横に長いワイドタイプがあります。広さが特徴で、複数人でも使用しやすいです。
浴槽の素材ごとの特徴
注文住宅では、浴槽の素材を指定できることもあります。使用されることが多いのは、強化プラスチックであるFRPで、加工がしやすいのが特徴です。そのため、形状のバリエーションが非常に豊富です。そのFRPよりも耐久性が高い素材には、ステンレスがあります。無機質な見た目ですが、金属なので傷が付きにくいです。
浴室の雰囲気を良くしたいのであれば、大理石や木材を使用するという選択肢もあります。大理石は天然と人工に分かれますが、マーブル模様が入っていて、高級感がある点は共通です。木材は、カビに注意はしなければなりませんが、お湯を入れた時に木の香りを感じられるのが特徴です。そのため、リラックスして浸かりたいという人は、木材を使用することも考えてみると良いでしょう。