快適なトイレをつくるためのポイントとは?

広さについて考えてみよう

トイレは生活に必須の設備でありながら、注文住宅設計の際には後回しにされがちな存在でもあります。毎日使うからこそ丁寧に考えたいものですが、快適に使うためには広さがひとつのポイントになってきます。一般的なサイズは0.75~1畳とされており、多くの人にとってはしっくりとくるサイズ感ではないでしょうか。しかし、物を置く場合は手狭になってしまいますし、加えてよく考えてみたいのが病気やケガ、介護問題が発生した時のことです。現時点では広さにゆとりがなくても問題はない場合でも、将来的に車椅子で入る必要性が出てきたり、介護をするためのスペースを確保できず不便になったりすることも考えられます。今後を見据えた設計が注文住宅購入に成功するコツですので、先の暮らしのことも踏まえた広さを導き出すようにしましょう。

掃除のしやすいトイレ

トイレを快適に使用するには、やはり衛生面が大切ではないでしょうか。しかし掃除をしづらい設備でもあり、ついつい手入れが疎かになるというケースもありがちです。掃除をしやすいトイレづくりのポイントとして、タンクレストイレの導入が挙げられます。背面のタンクがないタイプですので掃除のしやすさがグンとアップし、省スペースなタイプでもあるため狭い空間でも動きやすいです。また、最新の便器は汚れが付きにくい素材が採用され、構造的にも段差や隙間がなく、細かいところも手入れをしやすいことで衛生さを容易に保つことができます。オマケに見た目がスタイリッシュなデザインで、家族が気持ち良く使えるのはもちろんのこと、来客があった時にも安心して貸すことができるのではないでしょうか。